宅幼老所 和らぎの家3周年!

地域と生きる

宅幼老所和らぎの家3周年!
令和4年2月1日
福祉の「ふ」の字も知らないままに、
介護業界に飛び込んでから、14年ほどが過ぎようとしています。
自分の子どもたちが大きくなるまでと始めた介護の仕事でしたが、自分がここまでのめり込み、経営する立場になるなんて、夢にも思いませんでした。
仲間と株式会社をスタートし、今日で三年が過ぎました。
写真を整理しながら、沢山の出会いとお別れを思い出し、今の私があるのは、みなさんのおかげだと、思い返していました。
死期が近いと知り、私たちにベッドから「君たちには、未来がある!がんばるんだぞ!」と、弱々しく力強い笑顔を送ってくれたあの人。
「また、必ず帰ってくるからな」と、戻らない人になったあの方。
「まだ、生きてもいいよね?」と、会う度に聞いてくれたあの笑い声。
普段は、思い出し過ぎないようにしています。
悲しみに呑み込まれて「今」をおろそかにしてはいけない仕事だと思っているからです。
経営者だった男性が、ある日教えてくれました。
「さやちゃん、石の上にも三年て言うだろ?ありゃ〜嘘だ!俺の経験から俺は、石の上にも5年だと思ってる。5年頑張れ、そしたら見えてくることが沢山あるからなぁ!」
私は、介護現場で「仕方ないよ」という言葉を沢山耳にしてきました。
仕方ないよ、忙しいんだから。
仕方ないよ、人がいないんだから。
仕方ないよ、時間がないんだから。
仕方ないよ、そんな人なんだから。
「仕方ない」は、天候とか地震とか、本当にどうしようもない時に使う言葉のように、私は、思っています。
「仕方ない」と言いながら仕事をしていると、やってみる前からやらない癖がついていきます。
「何はともあれ、やってみよう!」
そんな言葉が自分から出る時は、お別れした沢山の方たちが私の背中を前へ前へと大勢で押してくれている気がしています。
私と仕事をするスタッフは、本当に大変だろうなと思います。
なかなか私が諦めないので、みんなも一緒にやるしかない毎日を、どうにか乗り越えてくれています。
みんな、ごめんなさい…
やらせてください(笑)
だって、これがやりたくて、やりたくて、やりたくて、やりたくて、
苦難も乗り越えてきたから、
簡単に諦めたくないんです。
お年寄りがいくつ歳を重ねても、体も心もボロボロでも、和らぎに来る度に、
『そうだ、まだ生きたい!まだ生きよう!』
そんな風に感じてくれる場所を作りたいと思っています。
三年間支えてくれたスタッフ、サポートしてくれたボランティアさん、ご家族、そして利用してくださったお年寄りに、
心から、お礼を言わせてください。
本当にありがとうございました!
そして、ここから更に前進します!
どうぞよろしくお願いします!
株式会社ゼロへの道のり
宅幼老所和らぎの家
代表取締役社長 高山さや佳

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