スタッフ日記
2019/12/26
和らぎの家スタッフ月岡です。
「消しゴムハンコを和らぎの家の皆さんと一緒に作ってみたい」そう彼女が相談してくれました。
私は正直「細かい作業になるからお年寄りには無理なんじゃ無いだろうか」と心の中で思っていました。
当日彼女は和らぎの家に訪れ挨拶もそこそこに、消しゴムハンコ作りの準備を始めました。「介護」というものを意識した事がないからこそ何の偏見も持たず淡々と進めていく。見ていて何より彼女自身がたのしんでいた。
すると利用者の方もその笑顔に引き込まれ、「難しいなぁ」と言いながらも慣れないナイフを使い完成させていきました。
最後に彼女が言いました。
「あー、楽しかった」
介護だけをしていると、「介護という呪縛」に知らないうちに縛られてしまう。
私自身もこの時「お年寄りには無理だ」と勝手に考えてしまった。
だからこそ色々な方達が関わってくださる事でスタッフの凝り固まった考え方をリセット出来る。
本来介護は生活の一部のはずなのに、どんどん遠い所へ引き離してしまっている。
日々素晴らしい刺激を、ありがとうございます。
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