令和3年9月6日
新聞社さんからの取材を、認知症のお父様を介護するご家族が受けてくれました。
取材のために、新しい服と新しい帽子をお父様に買い揃えたという娘さんたち。
集合してみたら、みんな同じ事を考えて、お互いに新しい帽子を手にしていて大笑い。
家族みなさんがドキドキしながらインタビューに答えていたからか、今日はお父様もよくお話をしていました。
用意した車椅子にも座らずに立ち上がると、ご自身が描いた絵を見ながら、
「上手いな!誰かいたんだ?」と興味深々。
「やだくてぇ〜」と、笑い合う娘さんたちの姿に、一緒に笑うお父様…
同行した和らぎのスタッフも、そんなやり取りに胸が熱くなったみたいです。
認知症で分からない事があっても、
お父さんは、お父さんです。
過去の写真や作品と共に、お父様の最近の作品を飾らせていただきました。
ご家族の支えで生きるお父様の「今」を、展示会を通じて皆様に感じていただければ幸いです。
ご家族のご協力に心からの感謝を込めて。
新聞社の取材

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